出品するのは、写真の手紙です。

額サイズ 大：150.5ｃｍ×31ｃｍ 小：127ｃｍ×30ｃｍ
箱サイズ ：約155.2ｃｍ×34.8ｃｍ×10.5ｃｍ

立派な箱が付いた、額装の手紙２通です。
手紙を書いた人物は、明治時代の日本陸軍の軍人である乃木希典の様です。
乃木将軍、乃木大将などの呼び名で知られる軍人で
第１０代の学習院長として、昭和天皇陛下の教育係を務めた程優秀な人物だった様です。
現在では、乃木神社にて神の一柱として祀られています。
この乃木神社は日本に数ヶ所あり、乃木将軍に所縁のある地等に建てられたようです。
その一つが地元栃木県にもあり、乃木別邸のあった場所に建てられたようです。
こちらの別邸は、乃木将軍が明治３４年に移り、復職するまで数年間暮らしていた様です。
別邸ですが、復職後は叔母夫妻が管理も兼ねて住んでいた様です。
２通ある手紙の一つはその叔母にあてた物で、明治４３年の消印が確認できます。
もう一つの手紙は、妻子に向けたものとなっている様です。
今回出品する手紙は、収集家の方が美術オークションで落札した物らしく
落札当時は鑑定書が付属していた様ですが、保管している間に紛失してしまった様です。
国際的に有名な乃木希典の手紙であり、大変貴重な物の為収集家の方には
是非ご注目頂きたい逸品です。
古い手紙の為、封筒・手紙に変色や痛みが見られますが
文字が読めないほどの痛みは無く、額の状態も良好です。
詳細は、写真を参考にしてください。